あけましておめでとう

　もう　1月も半ばに差し掛かっているけれど

　　ようやく逢えた　また　キミ達にふれられる

　　　新年はじめての授業

　　　　誰一人やすまず　元気な笑顔をみせてくれる

　　　　　やっぱり　ちょっと　ホっとする自分がいた

冬休みの宿題〜〜　なんて　出してないんだけど

　いろいろいろいろいろいろ　みんな見せてくれる

　　写真みせながらマシンガントーク　相づち打つのも大変だ

　　　それが一人や二人じゃないもんだから　えらいこっちゃ

その騒動のまま　もうすぐおこなうイベント

　学習発表会のお話をする

　　最高のパーティにしようね　ってか　してみせて

　　　自分で考えて　みんなで相談して　そして行動して

　　　　ボクらは　ただ応援するだけ

ぇーーって困った顔してるけど

　やっぱり　みんなでチカラをあわせてやってほしいから

　　ボクらがアイデアだして　指示して　やらせるのは簡単だけど

　　　それやっちゃうと楽しみうばっちゃう

ここは自分たちが悩むところ　苦労するところ　ガンバレ

新年最初の仕事は

　対談なんていう慣れない仕事になった

　　感想をいうと　二度とこういう仕事はしたくない

　　　異業種のヒトとお話するのは楽しかったけれど

　　　　進行役のマスコミ側のヒトの話がとてもヤな感じだった

なんだろな

　「苦労」「きっかけ」「秘訣」この三段活用

　　　とにかく言わせたがる

「それは大変でしたね！やっぱりそういう苦労してるんだ！」

　あのね　別に苦労だと思ってないから。

　　でも　あのてこのてと話術巧みに誘導し

　　　「苦労」を言わしたいみたいなんだよね

　　　　で　それを乗り越えた　きっかけ　みたいな・・

　　　　　そして極めつけが上達の「秘訣」

　　　　　　どうしても美談にしたいみたい。

ボクの分野・・　お料理なんだけど・・

　きっとこのヒト　料理なんて全然知らないんだろね

　　苦労とか全然関係ないもの　料理には。

　　　きっかけとか・・　そんなのないよっ

　　　　好きだったらやってるでしょ　なんも考えずに。

あまりにもしらけたから

　「じいちゃんが息を引きとるときに『世界一うまいもんが食べたい・・』

　　って言葉を残して亡くなったんです・・。」

　　　っていうたった。おじいちゃんピンピンしてるけど。

　　　　この話に　むちゃむちゃ喰いつきよったわ

　　　　　ゴメンおじいちゃんネタにした。ペロ

それぞれ工夫や努力　いろんな分野の数あるんだと思う

　そういうのをいちいち「がんばってるんですね」とか　言うなアホっ

　　当たり前だよっ

　　　こうやって茶番がつくられる　つまらん

　　　　深くおもしろい真実

　　　　　メディアからは見えてこない。

えっらそ〜にふんぞりかえってつまらんこと聞きよって何様やねん

　ってボクのことかいな　あはは〜

　　やってまいりました2日目　まったく慣れません

だってなぁしゃあないねん履歴書とかみててもちっともおもんない

　もっと話に花が咲くコト書いといてほしいもんです。

と　思ってたら一人目　得意なお菓子パンプキンケーキって書いてた

　ボクはそこに目をつけた　よ〜し質問できるぞ

『やっぱりカボチャがポイントになるとおもうんですけど

　どういう基準でカボチャを選んでるんですか？』

　　と非常に答えやすそうな質問をぶつけた　よ〜し今日はいい感じだ

すると彼女は答えた「なるべく新鮮な物を選ぶようにしてます」

　おおっ？！　やべ　すごい頭の中ハテナマークが飛び交ってる

　　『それはどうしてですか？』立て続けに質問するボク

「やはりなんでもそうだと思いますが新鮮なもののほうが

　　おいしいと思うからです。」

ザッパ〜〜〜〜ン（波の音）

　ボクの中でなにかがはじけた

　　瞬間的におもきし履歴書におおきくバッテン書いちゃった　あはは〜

ダメなんだよねぇ　"得意"なんて言ってるわけだから

　追求しててほしいわけです

　　"思い込み"だけで進んで　満足しててほしくない

さつまいもとかもそうだけどカボチャって

　とれたてはぱさぱさで甘みもち〜〜ともないわけですよ

　　カボチャは農家さんでも2週間から1ケ月くらいは

　　　倉庫で寝かしてから出荷してるとおもうんですけどね

ギラギラしたひとが苦手だ

　迫力負けしちゃう

　　圧倒されちゃってテンパっちゃう

　　　今日はそんな日

面接をうける側じゃなくて面接をする側

　ヒトを選ぶなんて大役ぜんぜんダメなんだけど

　　ただボ〜〜と座ってるのも当然ダメなので

　　　いろいろ質問したんだけど

　　　　ボクのする質問ってことごとくズレてんのかなぁ

　　　　　ボクの質問に対してみんな戸惑う。

ボクらの後釜ってことなんで　直接ボクらとお仕事するわけじゃない

　ボクらに気を遣わず勝手にやってもらいたいんだけど

　　そういうと無責任だと受け止められても困るので

　　　この席に座ってるわけで。でも一見して場違い

　　　　しまったなぁ　椅子に座って5秒で帰りたくなっちゃった

苦手だ苦手だと逃げ回っていても一向に成長しない

　なにごとも経験だ　と　自分に言い聞かせ　ふんばる

　　これが3日続くと思うと泣きそうなんだけどね。

今日で今年の授業は終わり。

　ちょっと寂しくなるなぁ

来年は学習発表会があるんだよな

　ボク達にとっても総決算だ

　　子供達にはすべてをだしきってもらいたい

まだ学習発表会についてはあまり考えてないから

　この冬休みを利用して　考えようと思う

　　そんなこと考えてるとすぐに来年がきて

　　　次の授業がきそうや。

正式に来年の契約をお断りした

　ほんっとわがままで　頑固で　ごめんなさい

　　「いつでも戻ってこれるようにしておく」って言うてくれた理事長さん

　　　　嬉しかったです　涙でそうでした

　　　　　ありがとう　そして　ごめんなさい

いつもそばにいてくれる　たーちゃん　カヨちゃん

　今度もまた　ボクのわがままじゃないのかな・・

　　ホントに　ホントに　いいの？

　　　たーちゃんやカヨちゃんは　もう1年　先生したかったんじゃないの？

　　　　・・・・。もう　何度も聞いたから　もう聞かないけど

　　　　　やっぱり　少し気になるョ

この1年ってか　まだ9ケ月だけど

　教える立場でありながら　一番教えてもらったのは

　　きっと　ボクらのほう。ボクらが一番変わった

　　　高い賃金までもらって　なんて恵まれた職場だったのだろう

プレッシャーもすごくあったけど

　それ以上に刺激がいっぱい

　　感情を揺さぶられ　感動もいっぱいあった

　　　先生ってお仕事は　なんて素敵なんだろう

あと3ケ月あまり

　悔いのないよう　精一杯やらしてもらいます。

いまの時代　物はあふれ　いろんなものがある

　ボクの子供のときでも　そうだったけど

　　一段となんでもある世の中になってきたように思う

子供たちには

　「お料理しかない」ってわけじゃなく

　　「お料理もある」ってことでいい

世の中はひろい

　もっともっと楽しいことが埋まってるんじゃないかな

　　ただ「お料理はたのしい」っておもっててくれるだけで

　　　ボクらはガッツポーズ

いそいで将来を決めなくてもいいんだよ

　階段をのぼる途中で八方ふさがりになったとき

　　そうだお料理もあったなぁ　と　思い出してくれれば。

お手紙を書く　いっぱい書く

　つもり

　　筆が進まない　ぁぅ〜〜〜

その人の顔を思い浮かべ　ニタニタしながら　書いていくのだけど

　どうも途中で脱線していくというか　まとまりがない

　　読み返し　赤ペンをいれて　書き直し　ってパターンが続く

1学期のトキの反省をいかしたのと

　徐々に改善していってる"授業日誌"のおかげで先回より幾分スムーズかな

　　でも　子供達を過ごした時間が増えるにつれ

　　　伝えたいことがどんどこ増え　収拾がつかない

　　　　なんど頭をポカポカしたことか　頭悪い。

ま　今回は余裕を持って書き出したので

　終業式までには間に合わせる

　　つもり。

黒板は使わない

　チョークの粉がでて衛生上よろしくないからね

　　そのかわりホワイトボードを使います

　　　チョークのように力いらないし　ちょこっと書くのに非常に便利

ホワイトボードに文字を書いてると

　あの人を思い出す

　　2年ほどまえ恋憧れた人

いろんな手を使って聞き出した　好みの女性像

　その答えのヒトツに「字が綺麗な人」

　　それを聞いたボクは

　　　こっそり図書館でペン習字の特訓をする日々をおくった

　　　　「どうせだからペン習字の試験も受けてみようか・・」

あの人のヒトコトで始まった文字の練習

　思いがけず資格までとっちゃった

　　あの人との恋は実らず　ただの片思いで終わったけど

　　　こうして子供達にむけてホワイトボードに書く文字をみて

　　　　あの恋も無駄じゃなかったなぁ　と　おもい　懐かしむ。

ふぅ〜

　ちょっと一生懸命やりすぎた

　　なんかへんな言い方だけど　そんな感じ

　　　なんかが抜けた　すぅ〜〜って

　　　　そして　今はなにかが抜けて　ぽっかり

日曜日で　せっかくのオヤスミで

　お出掛けする予定もあったのに

　　すべてキャンセル　つまんない思いさせちゃった　申し訳ない

　　　「へーきだよ」っていうてくれたけど

　　　　　この埋め合わせはちゃんとやらなきゃ　な。

でも　いまは　なんも考えられない

　くたくたなんだ

　　やっと出来た〜〜〜　これで完成だー　って思ったら

　　　チカラが抜けた。体もポカポカしてきて微熱が出てきやがった

　　　　ヘッドフォンから聞こえる

　　　　　ミックジャガーのへたくそな歌声が　心地よい・・

　　　　　　このまま寝そうだ・・　抱かれよう　ふわふわと

殺し文句に弱い。弱すぎる。

　わかっちゃいる　わかっちゃいるけど

　　殺し文句のオンパレードに酔っちゃったボク。

　　　引き受けちまった以上　後の祭り。

　　　　なんて　のんきなことも言ってられず

　　　　　いきなりお尻に火がついている

くそーー　なにをやってんだボクは

　いきなりのプランニングに四苦八苦するボク

　　へんなもん作っちゃったり

　　　やりなおしたり

　　　　結局朝を迎えちまった。

　　　　　おまけに　まだ　出来てない。　ぶひー

さて　今日は愚痴らしていただく

　そんな日だってあっていいさ

　　感情があれることも　それほど珍しいことじゃないさ

「センセェ〜〜　"せんせい"って漢字で書けますか？」

　　サキにウまれたって書いて　先生。

　　　先生なんて　ただ　それだけのこと

　　　　なんで　そう　必要以上にえらそうなの？

　　　　　先に生まれたってことが　そんなに　えらいの？

百歩譲って　あなたは"えらい"先生ってことにしましょうか

　ただね　そんなに見下していたら　見えないトコロもでてきますよ

　　例えば角のたばこ屋のでっぱったカンバンにおでこバチーンと当てたり

　　　空から振ってくるハトのフンに当たって自慢の洋服に模様をつけたり

　　　　もっと視野を広くみませんか　目の前におきてるホントの出来事を

　　　　　一緒に見ることは　できませんか

先に生まれたからって　どんなにえらい人だろうが

　可能性のツボミを引っこ抜くマネされると

　　ボクは許さない　尊敬などできない　尊重する必要さえないように思う。

ぐらぐらココロが揺れ動く日々がつづく

　小学生の子供の世界は狭い

　　これからいろんなものを見て広がってくんだと思う

　　　だから　ちょっとしたことがきっかけで憧れたり夢みがち

　　　　それでも「先生のようになりたい」って将来の夢を聞くと

　　　　　飛び上がってはしゃぎたいくらい　嬉しい

ストイックになりきれない甘さか

　情に流されそうになる自分がソコにいる

　　でも　お金じゃ買えない価値もソコにある

　　　それが一番の支えにもなっている

　　　　しばらくココロが揺れ動く日々が続きそう。

来年度

　春からについて　迷いが。

　　もう　ボクのココロの内は　決まってたはず　なんだけど

　　　なにやら強力なパワーが強引に扉を開けようとする

　　　　それは　ホントすごいすごい力だ

ふぅ・・　ちょっとしんどい。

引っ張っていく技量は

　ボクらには　まだない。　まだまだだ。

でも

　引っ張っていく魅力は

　　ボクらの創り出す料理には　あると　思う。

　　　絶対的な自信。

　　　　過信やおごりに近いが　それがボクらの支え

　　　　　いままでやってきたことを　学んできたことを　感じてきたことを

　　　　　　出し惜しみすることなく　ココでだす。

まだ　できなくていい　できたらびびる

　そんな簡単なもんじゃないから

　　でも　いつか出来る　このままやっていけば　出来る　と　思う

　　　必ず出来る　とも　言えない

　　　　近道がある　とも　思えない

　　　　　そりゃ一人試行錯誤するよか　幾分近道だろうけど

　　　　　　苦労は必ずする　壁はきっとある

　　　　　　　それを乗り越えてでも

　　　　　　　　やってみようと思う魅力が　なければならない

　　　　　　　　　ボクは　あると思う

　　　　　　　　　　それを伝えられるか

　　　　　　　　　　　無理やりじゃなく　自然に。

まずは

　引っ張っていく技量より　伝えられる技量がほしい。

役割とバランスを考える

　経験が少ない青二才だけど

　　つかれはててない分　できるメリットがボクらにはある

　　　それを「若さ」と片づけてもらっても結構。

友達感覚で仲良くできれば　それでいい　なんて思っていない

　大事なのは信頼すること　されること

　　教えるってことは　示すことでもある

誰の意見も聞いてこなかったわけじゃない

　ボクらにだって今まで"生徒"をやってきた経験もある

　　そこから理想の教師像もイメージしてきた

　　　そして悩み　相談し　実践してきた

　　　　マネだけしていればいいと言うわけじゃない

　　　　　独特と言われようが関係ない

半端な気持ちでやってるわけじゃないんだよ

　ボクの夢でもあるんだ

　　結果はだす。絶対に、だ。

　　　そういう決意でこの仕事を受けたわけだし。

あんたらだってわかってるはずだ　アプローチの仕方は無限にあると

　そして　いつも　正しいやり方を模索しているはずだ

　　けど　本当に正しいか　なんてわからないまま　すぎていく

仲良くもなれない先生が

　ホントに生徒の気持ちなんてわかるのか？

まぁ・・・

　とにかく

　　ボクらの邪魔をするな。

　　　怒るよ。　こっちも真剣。

小学校のローカは　とてもにぎやかに

　いろんなものが張りだされています

　　ちょっとした美術館のようにもなったりしてね

　　　ボクはローカを通るのをひそかにとても楽しみにしています

きょうは1年生の教室の前を通りました

　そこには絵日記がいっぱい

　　一つ一つゆっくり読みたいんだけど

　　　さすがにそんなに時間がゆるしてくれないので

　　　　目についたものだけ　チョイス

とっても　カワイクておもしろいオトコノコの日記があった

　アフリカゾウをみたよ

　アフリカゾウをみてからしたをみたら

　とてもおおきなうんこがしてあったよ

　ぼくのうんこよりくさかったよ

　　ボクはひとりローカで　くすくす笑っちゃった

　　　小学校のローカは　とても素晴らしいトコロです。

きつっ　みんな元気っ

　ヤスミあけのお仕事は　ホント身体にくるわぁ〜〜

　　って　なんか　オバサンみたい　ぶひ

ヤスミあけってのはホント難しい

　感覚がブレている　と　いうか

　　自分自身に緊張感が足りないのだ

　　　自分が自分に戸惑ってる

　　　　やっぱり　こんなトキ　事件が起きるのです

生徒が包丁で指を切る。

　ま　それだけなら日常茶飯事なんだけども

　　今回のは　あきらかに生徒の集中力が切れてた

　　　これは　ボクの責任

　　　　集中力がとぎれないように　気持ちを高めるのは

　　　　　ボクの仕事だからだ

生徒に謝る　そして親に謝る

　いらん痛い想いさせちゃった　いらんケガや

　　ホント　申し訳ない　ごめんなさい

さて　いよいよやってきちゃいました

　PTAからの通告。

　　「なんザマスの？！あの先生っ　毎日毎日サングラスかけちゃってっ！

　　　　まぁ〜〜〜たく教育によくないザマスっ！」

　　　　　みたいな。まぁザマス口調じゃないでしょうが。

　・うちの子がまねしたがるのでやめてほしい。

　・目が悪くなると困る。

　　　そんなご意見いただきましたよ　テヘ

　　　　んまーーーーーったく　うるさいよ。

　　　　　しょうがないやん　子供達のあこがれなんやから。　デヘ

ほかにもね

　・ハデなオートバイで通学するのはやめてほしい。

　　　これは　カヨちゃん先生にやね。ドカティやもんな・・しゃあない。

　・化粧が濃い。

　　　おいコラ　ボクはいつもグロスくらいしかつけてまっせん！

　　　　ほぼ　すっぴんに近いです。誰やねんテキトーにいうてるやつは。

　　　　　ちゅ〜か濃い顔してるってことですかね？
　　　　　
　　　　　　結構薄っぺらい顔してるとおもってんですけども・・

　　　　　　　うーん　これはたーちゃん先生かカヨちゃん先生にだな。うん。

ちゅーわけで　みんな誤解と偏見。

　よってたかっていじめるなよぉ　もぉ

　　ありがたいお言葉いただきましたけど・・

　　　すべて　シカトぶっこきますっ！！

ああああああああ・・・

　野暮だけど　ヒトコトいいたなった

　　ちょっと　自分がっ　って思いが強すぎるような気がする

　　　表情には　でてないかもしれないけれど

　　　　何かをつくる場合　内面は表れる

あなたが主役じゃない　ってこと

　もう一度しっかり考えてみたほうがいい

　　黒子はBIGになっちゃいけないんだ

　　　縁の下が　一番立派なんて　へんだ

　　　　ま　いまは　うれしさがこみあげてるからかもしれないけれど。

目をこらさなきゃわからないようなモノに気づき

　そぉ〜〜とわからないようにつまみ

　　何事もなかったように振る舞う

誰も　気づかないのが美しい

　しばらくたったある日　主役に変化がおとずれる

　　じわ〜〜〜〜と浮かび上がってくる感謝の気持ちが

　　　あなたへの評価だ。

　　　　なぜ　こんな　えらっそにいうとんねんやって？

　　　　　経験者だから。

あせらず　つつやかに、ガンバッテ