夢を語り合う 父編

2006年11月18日
家族が集まり。
真ん中に、今年のボジョレヌーボー。
ま、ボクはちょろっとなめる程度。マズイ。
上機嫌になったお父さんが喋る喋る。
「なーカナ、将来したいことある?夢。」
「小学生の子供に聞くようなコト聞かないでよ〜・・
 ん〜子供相手の料理教室かな。」
「以前にも言ってたな。」
「夢はそんなコロコロ変わんないよ。」
「確かに。」

オレはねぇ近い将来古書店開こうと想ってる。
良い本には魔物が住んでるんだ。
仕事しなきゃいけないのに、飯喰わなきゃいけないのに、明日大事なことあるから早く寝なきゃいけないのに、それを阻む。
やりたいことをすべて置き去りにして、次のページに指を運ぶ。
そんな魔物が住んでる本を売る、そんな本しか置いてない古書店。
店の名前ももう決めてんの『魔物屋古書店』
オレが読んだ本しか売らないの。魔物が住んでるって思った本しか置かないの。だから1坪程度の店先でいいんだ。
そして一番日当たりいい軒先に背を向けるように番台を設置してね、そこで店番しながら、魔物を住む本を探してトキを過ごす。
飽きたら店をたたむ。
何年で飽きるかなぁ〜・・なんてこと考えたらワクワクするんだよね。
だからやってみたいの『魔物屋古書店』

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