文章を書くのが苦手
2006年9月8日小学校の教師をやっていたトキ、文章を書くのが得意な子と苦手な子となにが違うのか、よく考える時期があった。
特徴がわかれば対策みたいなモノも考えられるかなぁと。
とりあえず得意な子は、ほっといた。ほっといても得意だからやりきるでしょう、って理由で。
そんなわけで苦手な子にスポットをあてて注意深く観察。
つっても、苦手な子をジ〜〜〜〜〜と観察しててもエンピツはちっとも動きませんねん。
しょうがないからカナタン猫なで声で「どうしたの?」って聞くと「書くことがないねん」ってほざく。
ま、大抵この「書くことがない」ってのが苦手な子の特徴のヒトツ。
そこで、「そうか、それならしょうがないね。ニコ」なんてわけにもいかないわけでして、アドバイスをヒトツ贈るわけです。「実際にあったことを書きなさい」と。結局、事実に勝るものはないわけで、書けない子に「作り話をおもしろおかしく書け」なんて言っても絶対無理。
そうすると苦手な子の特徴のフタツ目、「結果を書き急ぐ。」
どっかに行ったのなら、例えば図書館だったりすると、「今日ボクは図書館に行きました。」なんてことを1行目に書きくさる。
行った理由とかさ、どうやって行ったかとかさ、いろいろあるとオモウんだが、いきなり結果を書くからすぐおわっちまう。そりゃ書けんわ。
結局"書き方"を教わってないんだな。
文章を簡単に書くポイントってのはボクが思うに、「事実に沿って描写し、結果をできるだけ書かないようにする。」だとオモウのです。
さっきの例でボクが小学生のオトコノコだとすると、こんな風に書けると思います。
そろそろ重い腰を上げねばなるまい。
ひたいの汗を手でぬぐい、ボクは立ち上がった。
とにかく着替えよう。
今日行くトコロはこんな格好じゃダメなんだ。
ムシキングのタンクトップを脱ぎ捨て、チェックのシャツを着る。短パンも脱ぎ捨て、ストーンウォッシュのジーンズをはく。アキバファッションに身を包み、後はリュックを背負って準備完了。
「さぁ行くか・・」
しょうがないとは言え、まだ踏ん切りが完全につかないボクは玄関でゆっくりシューズのヒモを締めていた。
すると、パタパタパタと音が聞こえてきたと思ったら玄関の前で止まった。
ピンポ〜ン♪ 嫌な予感がする。
「はい。どちらさまですか?」そ〜と玄関を開ける。
そこには、よく日焼けしたマサルが立っていた。
「よお!プール行こうぜ!」
マサルには、今のボクの格好がどう映っているのだろう?
「プール?・・行かないよ・・。今日は他に行くトコがあるんだ。」
「バッ!!おまえさっきサユリちゃんが2組のタマエとプールに歩いてったんだぞ!」
ええっ?!クラスのアイドルサユリちゃんがプールに?
な、なんてこった・・・
「間違いねーよっプールのカバン持ってたし!オマエが行かないならオレだけでもいくぞ?」
マサルも興奮してる。そりゃサユリちゃんの水着姿が拝めるなんてこんなオイシイ話しないもん。
・・で、でも・・
「なぁマサルお前、感想文の宿題やった?」
「感想文の宿題?あぁそれなら親戚のお兄ちゃんに小学生のトキ書いた感想文を500円で売ってもらったよ。それそっくり写して終わり。へへ」
「なっ!!!!こ、この裏切り者!!」
マサルは憎たらしい顔して笑ってる。
く、くっそぉ、、ボクにはそんな親戚のお兄ちゃんなんていないんだ。
頼れる人なんていないんだ・・。ボクは1人でがんばるしかないんだ・・。
「お前いかないならオレ1人でいくぜ?サユリちゃんの水着姿楽しみだぜ。タマエのはどうでもいいけどな!それじゃーな!」
くそっ なんてヤツだ。
サユリちゃんとプールかぁ・・・いいなぁ・・・くそぉ聞かなきゃよかった。
ボクにはもっと大事な行かなきゃイケナイ所があるんだっ!
・・・と、まぁ「今日ボクは図書館に行きました。」って話しでもこれくらい書けるとオモウんですよね。
ボクのは完全に作り話だけど、事実に沿って描写していけばもっと書けるとオモウ。
特徴がわかれば対策みたいなモノも考えられるかなぁと。
とりあえず得意な子は、ほっといた。ほっといても得意だからやりきるでしょう、って理由で。
そんなわけで苦手な子にスポットをあてて注意深く観察。
つっても、苦手な子をジ〜〜〜〜〜と観察しててもエンピツはちっとも動きませんねん。
しょうがないからカナタン猫なで声で「どうしたの?」って聞くと「書くことがないねん」ってほざく。
ま、大抵この「書くことがない」ってのが苦手な子の特徴のヒトツ。
そこで、「そうか、それならしょうがないね。ニコ」なんてわけにもいかないわけでして、アドバイスをヒトツ贈るわけです。「実際にあったことを書きなさい」と。結局、事実に勝るものはないわけで、書けない子に「作り話をおもしろおかしく書け」なんて言っても絶対無理。
そうすると苦手な子の特徴のフタツ目、「結果を書き急ぐ。」
どっかに行ったのなら、例えば図書館だったりすると、「今日ボクは図書館に行きました。」なんてことを1行目に書きくさる。
行った理由とかさ、どうやって行ったかとかさ、いろいろあるとオモウんだが、いきなり結果を書くからすぐおわっちまう。そりゃ書けんわ。
結局"書き方"を教わってないんだな。
文章を簡単に書くポイントってのはボクが思うに、「事実に沿って描写し、結果をできるだけ書かないようにする。」だとオモウのです。
さっきの例でボクが小学生のオトコノコだとすると、こんな風に書けると思います。
そろそろ重い腰を上げねばなるまい。
ひたいの汗を手でぬぐい、ボクは立ち上がった。
とにかく着替えよう。
今日行くトコロはこんな格好じゃダメなんだ。
ムシキングのタンクトップを脱ぎ捨て、チェックのシャツを着る。短パンも脱ぎ捨て、ストーンウォッシュのジーンズをはく。アキバファッションに身を包み、後はリュックを背負って準備完了。
「さぁ行くか・・」
しょうがないとは言え、まだ踏ん切りが完全につかないボクは玄関でゆっくりシューズのヒモを締めていた。
すると、パタパタパタと音が聞こえてきたと思ったら玄関の前で止まった。
ピンポ〜ン♪ 嫌な予感がする。
「はい。どちらさまですか?」そ〜と玄関を開ける。
そこには、よく日焼けしたマサルが立っていた。
「よお!プール行こうぜ!」
マサルには、今のボクの格好がどう映っているのだろう?
「プール?・・行かないよ・・。今日は他に行くトコがあるんだ。」
「バッ!!おまえさっきサユリちゃんが2組のタマエとプールに歩いてったんだぞ!」
ええっ?!クラスのアイドルサユリちゃんがプールに?
な、なんてこった・・・
「間違いねーよっプールのカバン持ってたし!オマエが行かないならオレだけでもいくぞ?」
マサルも興奮してる。そりゃサユリちゃんの水着姿が拝めるなんてこんなオイシイ話しないもん。
・・で、でも・・
「なぁマサルお前、感想文の宿題やった?」
「感想文の宿題?あぁそれなら親戚のお兄ちゃんに小学生のトキ書いた感想文を500円で売ってもらったよ。それそっくり写して終わり。へへ」
「なっ!!!!こ、この裏切り者!!」
マサルは憎たらしい顔して笑ってる。
く、くっそぉ、、ボクにはそんな親戚のお兄ちゃんなんていないんだ。
頼れる人なんていないんだ・・。ボクは1人でがんばるしかないんだ・・。
「お前いかないならオレ1人でいくぜ?サユリちゃんの水着姿楽しみだぜ。タマエのはどうでもいいけどな!それじゃーな!」
くそっ なんてヤツだ。
サユリちゃんとプールかぁ・・・いいなぁ・・・くそぉ聞かなきゃよかった。
ボクにはもっと大事な行かなきゃイケナイ所があるんだっ!
・・・と、まぁ「今日ボクは図書館に行きました。」って話しでもこれくらい書けるとオモウんですよね。
ボクのは完全に作り話だけど、事実に沿って描写していけばもっと書けるとオモウ。
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