おてんとさま

「あついぞ　コノヤロー」

　サングラス越しに睨みをきかせ　いうたった　おてんとさまに。

しばらくして　さっきいうたことを後悔。

　ナニゲニ　タタリやら　バチが当たるとか　考えちゃうほうなんです。

　　やべいやべい　バチあたったどうしよう・・・

　　　このままずーーと暑いままで・・ぅぅぅ　溶けちゃう。

小心者とか　アホとか　バカとか　そんな言葉が頭の中をスパイラル

　はじめっから　んなこと言わなきゃよかったのに　あ〜〜〜〜〜〜〜

　　人が聞いたら　とんでもなく　つまんないことなんだろうな

　　　凹む。無駄に凹む。ブルーにこんがらがって

とにかく　コノヤローはあかんかった

　おてんとさまに向かってコノヤローはいただけない

　　ごめんなさい　許して　悪気はなかったの。

　　　100っぺんくらい謝った。

それでも　やっぱり暑いので

　「もうちょっとやさしくして　おてんとさま」とウインクしてお願い

　　これなら　タタリも　バチもないやろ。

　　　しかし　おてんとさまに色気はつうじないようや・・。